そこそこ生きているので、常識、と思い込んでいることにはいくつか致命的な欠陥があると思い知らされてきました。
例えば平均寿命。
その年に死んだ人の年齢の平均で出していると思っていました。
でも、考えてみれば0歳児がもっとも多く死んでいるはずですし、80歳の死亡者はかなり少ないはずです。なぜなら80歳までに死んでしまって80歳の人は0歳児より全体で少数だからです。当然100歳の死亡者は、ずっと少ないはずなので、単純に平均したら平均が50歳を超えるはずがないことに気がつきました。
それで調べてみると、計算方法などはややこしいので割愛しますが、例えば平均寿命が72歳だとすれば、すべての年齢グループの中で半分の人が生存し、半分の人が死んだ年齢グループが72歳のグループ、という考え方なんです。(実際には各年齢の死亡率の積算で求めますのですが意味的にはそういうことです)
なぜなら、平均寿命と言うのは、期待できる自分の人生の長さのことですから、生まれた子供がちょうど半分に減った年齢、と同じ意味になるのです。
もうひとつ。
いわゆる長寿の秘密というのがありますね?
実は、人が歳をとったとき、どんな病気で死ぬかというのは、実はあんまり意味がないんです。高齢者向けの健康雑誌に真っ向から喧嘩を売るような話ですが。
人は歳をとったとき、遺伝子のスイッチが入って細胞の複製能力が徐々に弱まります。そこで、肝臓が弱い人は肝臓がダメになり、免疫が弱い人は免疫病気にかかり、血管が弱い人はそれが破裂します。仮に肝臓にいい健康法をしていたら、別の病気で死ぬだけです。つまり、表に見えるいわゆる病気は単なる「結果」にすぎず、原因は細胞の寿命にあり、細胞の寿命は「遺伝子」ではじめから決まっているのです。日本人に長寿の人が多いのは、ただそういう理由なんだそうです。
ですから、長寿の人にその秘訣を聞いて、そっくり同じ生活をしても、まったく無駄なんだそうです。
保険は結局損。
保険で払った掛け金より多くを手に入れることができる人はあんまりいません。ほとんどの人は、払った掛け金以下の払い戻ししか受けることができません。
もし、保険の期待値がプラスであるならば、保険会社が存在しているはずがないのです。言われてみればそうですよね。人がいろんな保険に入るのは、万が一の場合にそなえているのであって、それは万が一くらいの確率でしか発生しません。
株は結局損。
日経平均が2年近く上昇を続けているので、まさか、と思うかも知れませんが、90%の個人投資家は損をして株をやめています。持ってるだけならば、日経平均がこれだけ上昇しているのだからほとんどの人が儲かっているはずですが、実は違います。
確かにマクロな視点で見ればここ2年日経平均は上昇していますが、それを最初から知っていた人はほとんどいません。日々、投資を継続するかやめるかの判断に迫られます。マクロで見れば上昇ですが、日々の判断では上昇と下降をほぼ50%の確率で繰返しています。そのわずかな差がマクロの上昇に見えているだけで、ほとんどの投資家にとって、日々の判断のなかでは損したり、得したりの繰り返しです。
その結果、多くの人が得をしている間は株をやめません。ある日、損をしてやっと、株をやめます。
結果として、ほとんどの人が損をして株をやめることになるのです。
しかも、日経平均は恐ろしいワナを持っています。
荷重平均されていない単純平均なのです。ある日経平均銘柄が10円値上がりして100万株売買され、別の銘柄が10円値下がりして200万株売買されたとしても、日経平均は(10+10)÷2と計算されてしまうのです。ほとんどあてにならないってことです。(実際には、株は銘柄ごとに額面が違うのですべてをみなし額面の50円に換算してから単純平均しています)
こんなことご存知でしたか?
わたしは昨日知りました。
http://www.nikkei.co.jp/nkave/about/calculate_1.html
2007年02月16日
この記事へのコメント
ご紹介させていただきました
Posted by 無料 at 2008年01月24日 18:33
失礼いたします
Posted by エロ at 2008年01月25日 23:38
コメントを書く
この記事へのトラックバックURL
http://blog.seesaa.jp/tb/33841080
※ブログオーナーが承認したトラックバックのみ表示されます。
この記事へのトラックバック
http://blog.seesaa.jp/tb/33841080
※ブログオーナーが承認したトラックバックのみ表示されます。
この記事へのトラックバック